こんにちは、鈴木健司です。
今回は私が新築ワンルーム投資で作った借金が「どれくらい減っているのか?」について書いておこうと思います。
私が新築ワンルーム投資で借金を背負うことになった経緯については「新築ワンルームマンション投資失敗で借金をした話(1)~(18)」をご覧ください。
私を騙した新築ワンルーム販売業者(2社)についての情報は、以下の2つの記事に載せています。
1社はすでに倒産しており、もう1社は今も私のような情報弱者を騙して新築ワンルームマンションを売っているようです。
新築ワンルームマンションを購入した時点の借金
私は新築ワンルームマンションを3件購入しました。
3件をそれぞれ物件A、物件B、物件Cとします。
まず、物件Aについてですが、1,620万円のローンを組みました。
物件Aについての詳細はこちらの記事に書いています。
次に物件Bですが、1,450万円のローンを組みました。
物件Cは1,780万円のローンを組みました。
物件B、物件Cについての詳細はこちらの記事に書いています。
この3つのワンルーム物件を購入した時点で私のローンの総額は、4,850万円です!
この時点でおよそ5,000万円の借金を抱えました。
新築ワンルームマンションを全て売却した後に残った借金
私が購入した新築ワンルームマンションには最初から入居者がいました。
ワンルームマンションのローンの支払いはこの入居者さんからもらう家賃収入によって賄われます。
ローンだけでなく、マンションの管理費・修繕積立金などもこの家賃収入から賄うのです。
ですから、退去されてしまうと次の入居者さんが入ってくるまでローンやマンションの管理費・修繕積立金は自分の預貯金で支払っていかなければなりません!
空室が続けば、自分の貯金が減り続けるという地獄が待っているわけです。
私もこの地獄から逃れることはできませんでした。
空室で家賃収入が入らなくなって自分の貯金でローンの支払い等を続けた結果、貯金は全てなくなりました。
そして、ローンの支払いができなくなり、精神を病んで会社を退職するところまで追いつめられました。
そこから銀行からの督促などいろいろありましたが、所有しているワンルームマンションを売却してローンの返済に充てることにしました。
物件Aは1,270万円で売却できましたが、それをローンの支払いに充てても借金は366万円残ってしまいました。
物件Cも1,170万円で売却できましたが、こちらもローンの支払いに充てても借金が587万円残ってしまいました。
物件Bは紆余曲折ありましたが、私に売りつけた新築ワンルーム販売業者に買い取らせることができました。
物件Bに関しては借金はありません。
所有する全てのワンルーム物件を売却した時点の借金の総合計は953万円(物件AとCの残債の合計)となりました。
物件Aの借金366万円を完済
物件Aの借金は366万円でした。
この残った借金について貸してくれた金融機関と「今後どうするのか?」について話をしていました。
私の現状から返済能力がないとみなされて、すぐに債権回収会社に債権を売られてしまいました。
ということで、債権回収会社に借金366万円を返済しなければならなくなりました。
督促の対応もしっかりやらないといけなかったですし、訴訟なども起こされてけっこう大変でしたね。
結局、この借金については仮想通貨NEMに投資をするというギャンブルで完済できました。
これで借金は物件Cの587万円となりました。
現在の借金の状況
物件Cの587万円の借金を返済していくだけ、という状況になったのですが、借入先の金融業者Cより返済訴訟を起こされてしまいました。
遅延損害金を含めて928万5,795円を支払ってくださいという趣旨の裁判でした。
一括返済できないから、毎月返済できる金額で振り込んでいましたが、やっぱり駄目でしたね。
結局は300回払いの分割返済をしていくことで決着がつきました。
300回払いということは25年なんですが、よく考えたら長いですね・・・・
そして2023年8月23日時点での私の借金はご覧の通りです。
518万6,531円です!
自己破産しろってよく言われますが、できないわけがあるのです・・・・
このぐらいの借金の額を3年で返済できない人は絶対に債務整理した方が良いですね。
毎日、借金で悩んでいる人は弁護士や司法書士に依頼して債務整理しましょう。
皆さんは私のように愚かな道を歩まないようにしてくださいね!
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