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新築ワンルームマンション投資失敗で借金をした話(7)~貯金が全てなくなる~

貯金がなくなる

またしても所有のワンルームマンション3件のうち2件に空室ができてしまい、私はすぐにその空室物件の近くの賃貸業者に片っ端からあたりました。

新築ワンルーム販売業者に借主探しを任せても何もしてくれないことは前回ではっきりわかりましたので、行動することに迷いはありませんでした。

前回の記事はこちらです。

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そして賃貸業者に片っ端からあたりました。

そこでわかったこと、それは、

すぐに借主を見つけてもらうためには広告料の他に「お礼のお金」を用意する必要がある

ということです。

どの賃貸業者もそれなりにネットワークがあるので、その気になれば借主を見つけてくることはできます。

ただし、普通に広告料だけ払って頼むだけでは積極的に賃貸業者さんは借主を探してくれません。

広告を出してくれるだけで、広告を見たお客さんが興味を示したら紹介してくれる程度です。

これだと結局、新築ワンルーム業者に任せるのとあまり変わりはありません。

私はこれを知らなかったので、広告料だけ払って賃貸業者に任せましたが、借主が見つからず、空室から3か月がたってしまいました。

さすがに私もマズイと思い、空室から3か月たってから賃貸業者に

1か月以内に借主を見つけてもらえたら、敷金礼金に加えて家賃1か月分をそちらにお礼として支払います!!
なんとか動いてもらえないでしょうか?

と提案したところ、なんとそれから1週間後に賃貸業者は借主を見つけてきました!

ニンジンをぶら下げれば、積極的に賃貸業者は動くんですね。

そして、ネットワークを駆使して見つけてきたというわけです。

ただ、その場合だいたい自分が頼んだ賃貸業者ではなく、

他の賃貸業者が自分が頼んだ賃貸業者にあっせんするという形

で借主を確保するので、そのあっせんしてくれた賃貸業者にもお礼を支払わないといけないのです。

私の場合は最初から賃貸業者に

敷金礼金に加えて家賃1か月分をそちらにお礼として支払う

と提案していたので、その中からあっせんしてくれた別の賃貸業者にお礼を支払いました。

こうして空室は解消されましたが、今回の空室でかかった費用はトータルで

45万円(空室3か月間のローン支払いの持ち出し含む)でした。

しかし、私は相当運がないのかそれから3か月後に別の1件で空室が発生し、さらにその3か月後にまた別の1件で空室が発生したりと貯金を切り崩してワンルームマンションのローンを支払うことが増えていきました。

空室になるたびに家賃を下げなければならず、収入の部分はジリジリと減り、家賃収入でローンの支払いを賄うこともできなくなっていきました。

満室になってもマンションのローンの一部を預金から支払うようになり、
何のためにマンションを所有しているんだ?
という状態になりました。

それからも1年以内の空室があったりで、ついに貯金が全てなくなってしまいました。。。

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