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派遣社員、無期雇用派遣になって後悔すること4選

こんにちは。

ワンルームマンション業者に騙されて数百万円の借金を背負った派遣社員の鈴木健司です。

私が借金を背負った理由については「新築ワンルームマンション投資失敗で借金をした話(1)~(18)」をご覧ください。

日本における派遣社員の人数は年々増加しており、2019年には325万人以上に達しています。

新しい雇用契約形態として、最近注目を集めているのが「無期雇用派遣」です。

無期雇用派遣は一定期間ごとに契約が更新されることなく、事実上、契約期限のない派遣形態です。

一度契約を結んだら、期限がなく長期的に雇用される形態であり、働き手には安定感がある一方、雇用側には柔軟な人事異動やコスト削減のメリットがあります。

しかし、無期雇用派遣になってから後悔することも少なくありません。

本記事では、無期雇用派遣で後悔することの中でも、特に多い4つについて解説します。

目次

無期雇用派遣になった理由とは?

派遣社員が無期雇用派遣になった理由については、いくつかの要因が考えられます。

まず一つ目は、企業側の人件費の削減が挙げられます。

正社員を雇用する場合、給与や手当、社会保険などの負担が発生します。

一方で、派遣社員を雇用すると、これらの負担が少なくなるため、企業側はコストを抑えることができます。

コストの観点から派遣される企業側は無期雇用派遣として働いてもらうほうが都合がよいのです。

二つ目は、労働者側の希望による場合があります。

正社員になるためには、面接や試験を受け、採用される必要がありますが、派遣社員になる場合は、比較的簡単に登録できます。

また、派遣社員は柔軟な働き方ができることが多く、仕事とプライベートのバランスを取りやすいという利点もあります。

三つ目は、派遣社員として働くことがキャリアアップにつながる場合があります。

派遣社員として実績を積み、企業側から正社員に登用されたり、他の企業からのスカウトも受けやすくなるため、職場でのキャリアアップが期待できます。

以上のように、無期雇用派遣になる理由は様々ですが、企業側、労働者側、両方にとってメリットがあるとされています。

ただし、派遣社員として働く場合には、労働条件が正社員と比較して厳しい場合があるため、注意が必要です。

①無期雇用派遣、最初は良かったけど、ステップアップできない

無期雇用派遣という労働形態は、初めは安定した収入と雇用保障があるというメリットがありました。

しかしながら、雇用契約の更新が毎年必要であることや、派遣元企業に比べて待遇が低く、スキルアップや昇進が難しいという問題点もあります。

具体的には、無期雇用派遣では一定期間ごとに雇用契約の更新が必要であり、更新が拒否された場合は即座に雇用が打ち切られる可能性があります。

また、派遣先企業に対して必要なスキルや業務経験を身につけるためのトレーニングや研修の機会が限られ、ステップアップが難しいというデメリットもあります。

さらに、無期雇用派遣で働く人々の待遇にも問題があります。

派遣先企業に比べて、給与や福利厚生が低く、残業代や有給休暇が制度的に保証されないこともあります。

また、派遣元企業に対して自己アピールする機会が限定されていることから、スキルアップにも繋がりにくいのが現状です。

以上のように、無期雇用派遣で働くことで安定した収入や雇用保障を得ることができますが、一方でスキルアップや昇進のチャンスが限られ、待遇が低くなることも多々あります。

労働者自身が自分のスキルアップを考え、派遣元企業へのアピールをする機会を増やし、将来の進路を考える必要があるといえます。

②無期雇用派遣、給料は安定しているけど、手取りは少ない

無期雇用派遣とは、派遣会社に登録しているものの、特定の企業に所属することがなく、長期間にわたって派遣元企業から仕事を受け続ける雇用形態のことです。

この雇用形態は、将来にわたって安定的な仕事が見込める反面、手取りの収入が少ないという欠点もあります。

無期雇用派遣の場合、派遣労働者は派遣元企業の規定に基づいて給与を受け取ります。

一般的に、派遣会社は派遣労働者に対して基本給を支払い、派遣元企業から受け取った業務委託料から手数料を差し引いた額を利益として得ます。

そのため、無期雇用派遣の労働者は、派遣会社から支払われる基本給が安定している一方で、手数料分が差し引かれた結果、手取りは少なくなる場合があります。

しかしながら、無期雇用派遣のメリットとして、将来の安定した収入が見込めるという点があります。

また、自分に合った業務を選択することができ、スキルアップする機会も豊富です。

派遣先企業にも慣れることができ、将来的に正社員として採用される可能性も高まります。

最後に、無期雇用派遣の収入が少ないと感じる場合は、派遣会社や派遣元企業に労働条件改善を求めることができるようにスキルアップしておく必要があります。

そうでないといつまでたっても収入は少ないままです。

また、副業やスキルアップのための資格取得など、自分自身で収入アップの方法を模索することも大切です。

③無期雇用派遣の立場が弱く、契約更新が不安定

無期雇用派遣とは、派遣元の企業との契約期間が定められていない、いわゆる「無期雇用」の派遣社員のことです。

一般的には、派遣社員の中でも最も安定性が高いとされていますが、実際には立場が弱いといわれることがあります。

なぜなら、契約期間が定められていないため、派遣元企業によっては更新しないこともあります。

また、派遣先企業からの要望により契約打ち切りとなることもあるため、安定的な雇用が保障されているわけではありません。

さらに、無期雇用派遣社員は、基本的に正社員と同じ仕事をすることが多いため、長期間働いているにもかかわらず、正当な待遇や報酬を受けられない場合もあります。

また、勤務期間が長くなっても、契約期間が更新されないことで、退職金や年金積立金などの手当が受け取れないこともあるため、将来の安定が不安視されます。

これらの問題を解決するためには、派遣元企業と派遣先企業が協力して、無期雇用派遣社員の待遇や契約更新について、適切な取り組みを行うことが必要ですが、現状はそうなっていません。

ですから、無期雇用派遣社員は自己アピールや能力アップなど積極的な努力が必要となります。

以上のように、無期雇用派遣の立場は弱く、契約更新が不安定であるとされています。

今後もこの問題に向き合い、解決するために、様々な努力を続けていく必要があるでしょう。

④無期雇用派遣、将来のキャリアプランが見えない悩みと不満

無期雇用派遣という雇用形態は、近年日本において増加している傾向にあります。

この雇用形態において、雇用契約は期限を設けずに継続されます。

しかし、将来のキャリアプランが見えないという悩みや不満を持つ人も多くいます。

無期雇用派遣の場合、将来的に正社員になることができる可能性がありますが、その見込みは不透明であるといえます。

また、業務の変化や需要の変化があった場合には、雇用契約が解除される可能性もあります。

そのため、将来のキャリアプランを描きにくいという悩みや不満を持つ人が多いのです。

また、無期雇用派遣の場合、正社員と比べて福利厚生や待遇面が劣ることもあるため、不満を持つ人も少なくありません。

さらに、プロジェクトの担当者や業務内容が定期的に変わることもあるため、仕事の安定性に不安を感じる人もいるでしょう。

このような悩みや不満を解消するためには、まずは自分自身のキャリアプランを明確にすることが大切です。

将来的に正社員になることを目指すのであれば、自分がどのような能力を身に付け、どのようなポジションで活躍したいのかを明確にすることが必要です。

また、自分が今どのような状況にあるのかを正しく把握し、スキルアップやキャリアアップのための努力を怠らないことも重要です。

また、業務の安定性に不安を感じる場合には、自分自身が得意とすることや興味を持つことを軸としたキャリアプランを立てることで、仕事の幅を広げ、需要が少なくなる可能性のある業務から離れることができるかもしれません。

さらに、無期雇用派遣の待遇面に不満を持つ場合には、求人情報や人材派遣会社の情報を活用することで、より自分の希望に合った仕事を見つけるしかありません。

また、自分自身でスキルアップや資格取得を目指し、自己アピールや交渉能力を高めることで、待遇面も改善されるかもしれません。

無期雇用派遣の将来のキャリアプランが見えないという悩みや不満は、自分自身の意欲を失わないことが大切です。

しっかりとしたキャリアプランを立て、自己成長を続けることで、将来に向けての希望や可能性を広げることができるといえるでしょう。

地道にやっていくしかありません。

派遣社員の方、共に頑張っていきましょう。

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