前回の記事の通り、A銀行から債権回収会社(サービサー)に「私の借金366万円を回収する権利」を譲渡されました。
私はA銀行融資のワンルーム物件を任意売却した際に366万円をA銀行に一括返済しないといけませんでした。
それができなかったので、A銀行は私から366万円を回収することを諦めてサービサーにその権利を譲渡したのです。
前回の記事はこちら。
A銀行から債権譲渡通知書が届いてしばらくしてから〇〇債権回収(株)から封書が届きました。
封筒の中には3枚入っていて、「債権譲受通知」 「確認票兼申入書」「個人情報の取扱いに関する同意書」でした。
「個人情報の取扱いに関する同意書」は、長いので割愛しますが、内容としては以下のことでした。
- 私の個人情報を業務に関係すること以外には利用しない
- 債権回収委託や債権譲渡する場合には使用する
- 個人情報の開示など(利用目的の通知、開示、内容の訂正・追加・削除、利用の停止または消去、第三者への提供の停止)に関して問合せ窓口に申し出ることができ、本人確認をした上で合理的な期間内に対応する
とりあえず、これらの書類から法律にそって債権を回収する会社だということがわかり、ほっとしました。
任意売却業者に報告後、「確認票兼申入書」と「個人情報の取扱いに関する同意書」に記入し、用紙を〇〇債権回収(株)に返送しました。
それから3日後に〇〇債権回収(株)から電話がかかってきました。
根本的解決に向けてどのように考えておられますか?
ワンルーム物件の借入先のうち1件はまだ任意売却できていないので、まずはそれを売却をして残債の合計(借金の総額)を確定させたいと思います。
今は会社勤めをされてないということですが、生活費はどうされているのですか?
現在、就職活動中で日雇いのアルバイトをしていまして、それでなんとかしのいでます。
状況はわかりました。
郵便で「与信に関する書類」を送りますので、記入して返信してください。
ご自身の銀行口座等を書いていただきますので、ご不明な点があれば連絡をお願いいたします。
あれ、あっさりしてるな?
与信に関する書類?なんだろ?
このことを任意売却業者に報告しました。
サービサーから「与信に関する用紙」を送ると言われましたが、これはどのような書類なのでしょうか?
「与信に関する用紙」というのは、おそらく具体的な収入や銀行口座など、鈴木さんの詳細情報を記入する用紙なんだと思います。
もし、銀行口座を1つしか持っていないのであれば、あらたに銀行口座を作っておいてください。
銀行口座の記入ですが、あまり使っていない口座を記入してください。
残高についてはほぼ0円近くでいいと思います。
預金については現金で家に保管するようにしてください。そしてそのことをそのまま正直に用紙に記入しておいてください。
返済も大事ですが、税金と生活費が優先ですので、そうしてください。
このようにアドバイスをもらいました。
たしかに少ないお金を今、返済優先に回してしまうと税金を滞納する可能性があります。
そうなると有無を言わず、差し押さえされるので、家賃すら払えなくなって路頭に迷うかもしれないな、と思いました。
住民税、国民健康保険、年金等、すっかり頭から抜け落ちていたので、このアドバイスは非常に助かりました。
どのみち日雇いのアルバイトは手渡しでもらっていたので、アドバイスがなくても大丈夫だったのかもしれませんが。。。
それからしばらくして「与信に関する用紙」が届きました。
私は新築ワンルームマンションを購入する時に連帯保証人を立てて金融機関から借入をしたわけではないので、家族に取り立てが行くことはありません。
ですから安心して家族の情報も書けました。
記入すべきところはすべて記入して与信アンケート票と確認書類を〇〇債権回収(株)に返送しました。
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