前回の記事の通り、新築ワンルーム販売業者Bの取り立て事件があったものの、任意売却したい最後の物件の買い手を販売業者Bが探してくるということになりました。
時間はかかるでしょうが、これですべてのワンルーム物件の処分は完了しそうです。
前回の記事はこちらです。
少しだけ心にゆとりができ、この頃からようやく精神が安定してきました。
任意売却が完了したワンルーム物件で確定している私の借金を整理すると
A銀行に対して366万円の残債
金融業者Cに対して587万円の残債
となり、合計953万円となります。
まだ、B銀行融資の物件を売却できていないので、借金は1,000万円超えることはほぼ確定です・・・
本来は任意売却後に残ったローンは一括返済しなければなりませんが、ほとんどお金がない無職の私には到底無理です。
金融業者Cからは1か月に1回督促状が届き、その都度電話がありました。
金融業者Cと電話で話をした結果、しばらくは「月々5,000円ずつ支払う」ことになりました。
一方、A銀行からは何の連絡もありません。
おかしいと思いつつ、こちらから連絡をとらずにいると、ある日A銀行から書面の郵便物が届きました。
「支払ってください」という内容の手紙なんだろうな、と思って封を開けると、見慣れない文字がありました。
債権譲渡通知書?
なんだこりゃ?
債権譲渡の意味がわからなかったので、真っ先にその意味を調べました。
債権譲渡とは契約により債権を第三者に譲り渡すことをいう。
これにより、もとの債権者(A)の債務者(B)に対する債権は、そのままの内容で、債権を譲り受けた第三者(C)のBに対する債権に転換する。
三井住友トラスト不動産不動産用語集より https://smtrc.jp/useful/glossary/detail/n/2037
これを私にあてはめるとこうなります。
A銀行の私に対する債権366万円は〇〇債権回収(株)に譲渡する
〇〇債権回収(株)??
債権回収会社(サービサー)のことか!!
これからはA銀行ではなく、〇〇債権回収(株)に借金366万円の返済をしていかないといけないのか!?
ここで私は専任媒介契約をしている任意売却業者の言葉を思い出しました。
- A銀行は残債を回収できないと判断すれば、債権回収会社(サービサー)に債権を譲渡する。
- 残債が400万円だとするとそれの1~10%ぐらい(4万円~40万円ぐらい)で債権回収会社にA銀行は債権を売ってしまう。
- そうなるとA銀行から督促はこなくなるが、今度は債権を買い取った債権回収会社から400万円の督促がくるようになる。
- 最終的には債権会社から和解提案(債務を大幅に減額)がありますので、それに応じれば良い。
任意売却業者のアドバイスを書いた記事はこちらです。
こんなに早くA銀行がサービサーに債権譲渡するとは思っていなかったので、かなりビックリしました。
ひとまず、任意売却業者に報告をしました。
A銀行から債権譲渡通知書が届きました!!
どうしたら良いですか??
現在の鈴木さんの所得(アルバイト収入)では支払いは厳しいと思います。
今後、譲渡先の〇〇債権回収(株)から「返済のお願い」の手紙が届くと思います。
返信用用紙の通知が届けば、対応してください。
電話などの連絡があれば、今すぐの返済は厳しいことを伝えてください。
債権回収会社(サービサー)への対応のアドバイスをもらえたので、ひとまずは安心しました。
サービサーからの366万円の一括返済のプレッシャーは怖いですが、なんとか耐えようと思いました。
しばらくしてサービサーから連絡がきました。
次に続きます。
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