このブログを読む人はほとんどが詐欺にあったことがない幸運な人達ばかりだと思います。
「騙されるほうが悪い」と考えている人達が大半だとも思います。
私も騙されるまではそう思っていました。
普通は「騙すほうが悪い」となるのになぜか「騙されるほうが悪い」となる。。。
「そんなのに騙されるなんて馬鹿じゃないのか?」とも言われる。。。
騙されたほうも「騙された私が悪い」と思ってしまう。
よく考えたらおかしな話ですが、世の中こういう風潮です。
人間だれしもどんな理由であれ、「欲」はありますから「稼げる話」「儲け話」にとびのってしまうことはあります。
人間はそういうものなのですから、騙された人は「騙された私が悪い」と思うのはやめてほしいです。
騙したほうが悪いのです!
私がこの経験を通して言いたいのは
「騙された後にどのように対処していくか」
「どのように行動していくのか」
が大事だということです。
詐欺にひっかかるというのは、大きな視点で見ると「人生の中での失敗の1つ」にしか過ぎません。
もちろん、私のように借金を背負ってしまうようなこともあるかもしれませんが、昔のように切腹することもないですし、借金を背負ったところで死ぬこともありません。
人間はいろんな些細な失敗を日々していますが、そこから同じことを繰り返さないように自然と対策をたてていきますよね。
詐欺にあったことも1つの失敗でしかないので、今となっては私の中では
「なかなか普通の人が経験できないことを自分は経験できたので幸運だった」
となっています。
インターネットや新聞、雑誌、テレビからいろんな情報が日々発信されていますが、この経験をしてから情報を鵜呑みにすることはなくなりました。
特に新聞やテレビは都合のいい部分を切り取って偏向報道する傾向にあるので、報道の内容が本当かどうか調べるようにもなったりだとか、ものの見方が変わってきました。
当たり前ですが、友人でも金儲けの話をするような人からは、距離を置くようにもなりました。
「いつの時代も信じられるのは自分だけ」とある著名な方がいってましたが、本質は「他人に左右されず、情報収集して自分自身で考えて行動すべきである」ことだと私は解釈しています。
詐欺にあって途方にくれている人にとって、このブログを読んでもらうことが少しでも心の支えになれたら幸いです。
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