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私が投資している仮想通貨Symbol(XYM)の現状:Bybit上場廃止と広がるブロックチェーンの可能性

今回は、暗号通貨Symbol(XYM)の現状について、2つのYouTube動画と、価格低迷の背景に関する情報をもとに解説します。

もう多くの人が見離した仮想通貨ですが、私はまだあきらめていません。

と言いたいところですが、投資としてはあきらめました。

ワンルーム投資で抱えた借金完済の道のりは遠のきました。

仮想通貨Symbolに投資しておよそ750万円の損失です。

ですが、ブロックチェーン技術の可能性は感じていますので、それについて触れたいと思います。

私が作成した2つのYouTube動画はこちらです。

目次

海外大手の暗号資産取引所「Bybit」での上場廃止と価格低迷

1つ目の動画では、仮想通貨Symbol(XYM)が海外大手の「Bybit」から上場廃止になるという衝撃的なニュースが伝えています。

Bybitは、XYMを含む3つの暗号通貨の上場廃止を発表し、この発表を受け、XYMの価格は約29%も下落しました。

1.7円付近の価格で推移していましたが、1.2円まで下落しました。

この価格の大幅な下落は、Bybitという一定の取引量を持つ取引所からの上場廃止というニュースが、市場心理に大きな影響を与えたためと考えられます。

実際、XYMの取引の10%以上がBybitで行われていたので、影響は大きかったです。

上場廃止のスケジュールとしては、Bybitは2025年4月9日にこれらの3つの暗号通貨の入金受付を停止し、2025年4月10日にはスポット取引と両替サービスを停止しています。

Bybitは暗号通貨の上場と上場廃止に関して特定の基準を設けており、XYMがこれらの基準を満たなくなった可能性があるので、上場廃止になったと思われます。

Bybitの公式発表では上場廃止の理由について説明されていないものの、2024年8月の発表では上場・上場廃止に関する重要な基準として「プレマーケットメカニズム・継続的なコンプライアンス監視・透明性のある情報開示・明確な上場廃止プロトコル・コミュニティの関与」が挙げられていたため、これらの基準に基づいて上場廃止が決定されたと予想されます。

引用元:シンボル(XYM)29%価格急落、大手暗号資産取引所「Bybit」が上場廃止発表 by BITTIMES

過去には、日本の実業家や投資家の尽力によってXYMがBybitに上場した経緯がありましたが、今回の決定は市場に大きな影響を与えました。

私は、他の海外取引所もBybitに追随してXYMを上場廃止にするのではないかという懸念を抱いています。

個人的にはSymbolへの投資に絶望しています…

XYMの価格低迷のさらなる要因

仮想通貨Symbol(XYM)の価格低迷の背景には、Bybitの上場廃止だけでなく、「Lingua Franca(リンガフランカ)」の活動状況も深く関わっていると考えています。

Lingua Francaは、バミューダに拠点を置く事業体を立ち上げ、暗号通貨取引所、マーケットメーカー、流動性プロバイダーとの連携に注力する予定でした。

さらに、この事業体は、クアドラティック・ファンディング・プラットフォームとマッチングプールの運営にも責任を持つことになっていました。

クアドラティック・ファンディングは、イーサリアムのエコシステム全体で大きな成功を収めている新しいタイプの民主的資金調達モデルであり、SymbolとNEMのエコシステムにも導入し、コミュニティ主導の資金調達を促進することが強く期待されていました。

しかしながら、現状ではLingua Francaがその役割を十分に果たせていないため、新たな暗号通貨取引所への上場が広がらず、取引高が増加せず、流動性の低下を招き、結果として価格の低迷につながっていると考えられます。

広がるSymbolブロックチェーンの可能性

一方で私は、2つ目の動画では、Symbolブロックチェーンの活用拡大と、現実世界での実装に向けた動きを紹介しています。

このことからわかるように私はSymbolブロックチェーンについては可能性を感じています。

2024年11月20日から22日にかけて東京ビッグサイトで開催されたブロックチェーンEXPOでは、出展企業40社のうち16社がSymbolブロックチェーンを活用しており、その採用が着実に進んでいることが示されました。

動画では、Symbolに関する最近のニュース記事をいくつか取り上げています。

NFT Drive Editor:Symbolブロックチェーンを活用した、安全で透明性の高いドキュメント作成ツール。

NFT Awards:京都で開催されたアニメゲームイベントで、NFTアワードにSymbolブロックチェーンが採用され、永続的で改ざん不可能なデジタル証明書が発行されました。

リアルタイム字幕システム:Symbolを活用したリアルタイム字幕システムの共同プロジェクト。動画制作業界に革新をもたらす可能性があります。

災害情報検証:災害発生時に情報を検証するためのプロジェクトにSymbolブロックチェーンが活用され、インターネットがダウンした場合でも信頼性の高い情報が保証されます。

服薬管理アプリ:Symbolブロックチェーン上に構築されたDragoonアプリは、ユーザーが服薬やサプリメントの摂取状況を記録することでポイントやNFTを付与します。

CHRONOTH(クロノス):記事に関するデータをSymbolのブロックチェーン上に保存することによって知識や情報を改ざん不可能な形で永久保存できるフルオンチェーンブログプラットフォーム。

さらに、Symbolブロックチェーンを活用した実用的なアプリとして、以下の2つが紹介されています。

Dragoon:服薬状況を記録することで報酬が得られるアプリ。

Poiny:企業が簡単に顧客ポイントカードを作成・管理できるアプリ。

私は、これらのSymbolブロックチェーン活用のポジティブな進展にもかかわらず、Symbol(Xym)暗号通貨の市場パフォーマンスが低迷していることは非常に悲しく思っています。

SNSでは、「電子ゴミ」とも揶揄されていて、くやしくてたまりません。

しかし、これが現実ですので受け入れるしかありませんね。

まとめ

このように、Symbol(XYM)はBybitでの上場廃止という逆風に晒され、価格も大きく下落しました。

その背景には暗号通貨取引所との連携や流動性の確保、コミュニティ主導の資金調達を目的としていた「Lingua Franca」の活動が期待通りに進んでいないこと、そして新たな取引所への上場が進んでいないことも影響していると考えられます。

一方で、その根幹となるブロックチェーン技術は様々な分野で実用化に向けた動きを見せており、今後のSymbolの動向は、これらの要素がどのように作用していくかによって左右されるでしょう。

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